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気になる一日に必要な水分量~水のすごい効果とは?~

人間の体の約60%は水分です。

水は私たちの体にもっとも多く含まれる物質で、生命活動をサポートしています。


★どんな働きをしているの?★

①物質の溶解

食事の中に含まれる栄養素は吸収しやすい形に分解され、水に溶けた状態で代謝されます。


②物質の運搬

水分を含む血液やリンパ液は、栄養を細胞に運びます。また不要になった老廃物を尿から排泄します。


③体温調節

水は比熱の高い物質で、温まりにくく、冷めにくい性質があります。温度の変化が少ないので、体温を一定に保つことに役立っています。


★一日にどのくらいの水を飲めばいいの?★

アメリカでは、健康のために「1日コップ8杯の水を飲みなさい」と言われます。コップ1杯を250ccと換算して、8杯=2,000cc=約2ℓです。

しかし、厚生労働省が行なっている「健康のため水を飲もう」推進委員会では、1日に2.5Lの水分が必要だとしています。2.5Lの内訳は、食事で取れる水分が1.0L、代謝水(体内で作られる水分)が0.3L、飲み水は1.2Lです。


詳しい水分摂取量の目安

詳しく知りたい方は下の計算式で適切な水分摂取量の

①30歳未満の場合:体重×40÷990.5

②30歳以上55歳以下の場合:体重×35÷990.5

③56歳以上の場合:体重×30÷990.5


例:28歳、体重65㎏の場合

65㎏×40÷990.5=約2.6リットル


★水を飲むことで得られる効果★

①腸内環境が整う

便は体内の毒素の塊であり、便秘になると肌荒れなどの不調を招きます。また胃腸の栄養吸収を妨げることにもなるでしょう。水分を摂ると便が水でふやけて柔らかくなり、排出されやすくなります。

また、腸が刺激を受けるので蠕動運動が活発化し、便を押し出す力が加わります。そこへ食物繊維も加わることで、便のかさが増してより排出されやすくなるのです。


②痩せ体質をつくる

血流が良くなり、細胞活動が活性化することで基礎代謝が上がります。また、水を飲むことで筋肉にしっかりと血液が送り込まれ、効率よく筋肉量が増えます。


③血液をさらさらにする

脂肪などが血液中に大量に存在し、血液がスムーズに流れないドロドロの状態は、脳や内臓の機能の低下などの原因となります。水分を摂取すると血液中の水分量が増えて、血液の流れが良くなります。ドロドロの血液がさらさらきれいになります。


④食べ過ぎない(食事量をコントロールできる)

水分を多く摂取することで満腹感が得られるため、食べ過ぎを防げます。

食べる直前にお水を飲むと、胃酸が薄められ、食べ物が消化・吸収されるのを妨げてしまうので、30分前までにお水を飲むことが必要です。


⑤肌に潤いを保つ

肌は表面から水分を補給しても中まで届きません。肌の中まで水分を補うためには水を飲むことです。またシミやしわ、くすみなども水を補うことで細胞の中の老廃物や毒素が排出され、細胞に必要な栄養素が補えるので古い細胞から新しい細胞へと変わり、肌の新陳代謝が改善されます。


水の効果って思っている以上にすごいですね!

私の場合は、最低でも体重×0.3リットルくらいの水を摂るよう意識しています。


目指せ美肌!

目指せ若返りで頑張りましょう!

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