「筋トレで基礎代謝を上げましょう」、「基礎代謝が低いと痩せにくいですよ」なんて聞いたことのある方や、言われたことのある方は多いと思います。
そもそも基礎代謝ってなんなの?
今回はこれについてお話して行きたいと思います。
まず、人間の代謝には基礎代謝、活動代謝、食事誘発性熱代謝の3つに分けられます。
1日の全エネルギー消費量のうち基礎代謝60%、活動代謝30%、食事誘発性代謝10%の割合となっています。
◎基礎代謝は、寝ていても起きていても、座っていても動いていても、生きているだけで消費するエネルギーのことです。
◎活動代謝は、仕事や運動など体を動かしたときに消費するエネルギーです。
◎食事誘発性代謝は、食事を摂ると栄養素が分解されますが、その一部が体熱となって消費するエネルギーです。ちなみに食べる栄養素によって大きく変わります。たんぱく質のみを摂取したときは摂取エネルギーの約30%、糖質のみの場合は約6%、脂質のみの場合は約4%です。タンパク質を多めに摂る必要性はこういうところにも理由があるんですね。
お分かりですよね。
そうなんです。やっぱり基礎代謝大事なんです。(笑)
じゃあ、基礎代謝ってどこでわかるの?
googleで『基礎代謝量 計算』で検索するとすぐわかります。
色々な計算方法がありますが、私個人的にはそこまで気にしていません。
すると、わかると思うんですが性別・身長・体重・年齢は必須項目ですよね。残念ながら、基礎代謝は年齢とともにどんどん落ちていきます。
僕の友人たちも30歳手前にして太った割合がかなり高いです。(笑)
基礎代謝はどうしたら上がるの?
ちょっと見て頂きたい資料があります。
各臓器・組織で消費するエネルギーの割合
第一位 筋肉22%
第二位 肝臓21%
第三位 脳20%
・その他16%
・心臓9%
・腎臓8%
・脂肪組織4%
引用元:厚生労働省e-ヘルスネット「ヒトの臓器・組織における安静時代謝量」
(糸川嘉則ほか 編 栄養学総論 改定第3版 南江堂, 141-164, 2006.)
わかりますか?
筋肉はやっぱり大事で、筋肉をつけることで代謝を上げることができのは間違いないです。がしかし、すべてが筋肉ということではないんです。むしろ20%程度しか占めてないんです。
パーソナルトレーナーの売り文句として、「筋肉をつけて代謝を上げましょう。」なんてのをよく聞きます。これは、半分正解で半分間違いだと個人的には思っています。
なぜなら、筋肉よりも内臓の方が割合が大きいから。
肝臓、脳、心臓、腎臓で60%程度占めています。
そう。内臓を健康に保つことが、基礎代謝をあげるために必要なんです!!
内臓は鍛えられるの?
残念ながら、筋肉と違って内臓のみは鍛えることはできません。
ただし、運動と食事によって身体と一緒に鍛え、整えることができます。
結局運動かい!と突っ込まれそうですが、正しい運動と正しい食生活が健康への一番の近道なんです。
むしろ、筋肉もついて、内臓も鍛えられるって一石二鳥ですよ!
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ぜひ、ご連絡お待ちしております!(^^)!
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